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仕事を辞めたいときに必要な知識まとめ5選【元社会保険労務士です】

会社を辞めたいときに必要な知識

 

「仕事辞めたい」「もう会社行きたくない」

これ、会社員時代に私も何度考えたことか。

 

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しかし、会社を辞めたら生活はどうなるのか?退職後の生活設計はもちろんのこと、退職までの流れを考えるだけでもうんざりしてくると思います。

でも、そのまま嫌な仕事を続けるのは、精神衛生上よろしくないし、もったいない。

仕事は辛いものであるとか、我慢が必要であるとか、それは昔の価値観になってきています。もちろん、ある程度のことは我慢の必要はありますが、度を越した我慢は自分を壊してしまいます。

 

もっと自分自身を輝かせる場所や仕事があれば、仕事の能率は上がり、人生の満足度も上がり、周囲に多大に貢献できるはずです。

転職をするか、起業するか、今よりもっと自分に合ったいい選択をしていきましょう。

 

6社を転々とし、社会保険労務士資格を持ち、現在はヨガスタジオをやっている私が実際に経験してきたノウハウをお伝えしたいと思います。

 

社会保険労務士資格?って初めてブログに書いたと思いますけど、私は本当に平成15年度社会保険労務士資格に合格しております。そして、3年間民間の社労士事務所で働き、それから5年間ハローワークで相談員をしました。そのときは助成金のセミナー、窓口受付などを担当していました。

でも、色々あってヨガ講師の道を選んでしまってます笑

 

 

 

 

 

退職の前に、次の仕事や生活資金の目星をつけておく

 

退職したいからといって、何も策がないのに勢いで辞めてしまうのは全くお勧めできません。不安などでメンタルがやられてしまう可能性もあります。

ある程度「次何をするか」「生活資金はどうするか」など、可能な限り生活不安を軽減するための施策を行ってからにしてください。

 

例えば、時間にある程度余裕のある仕事をしているのであれば、仕事終わりに同僚と愚痴を言いながら飲むなんていう無駄な時間の使い方をせず、次の転職に使うための勉強をする。もしくは、ネットで職探しをするなどの行動をしてください。

副業をするのはすごくいいと思います。今、サラリーマンの副業は一部認められ始めていますよね。色々やってみると、自分に合う合わないとか、業界がどういう状況か、見込みがあるのかないのかなど、経験値を積むことができます。

 

忙しくてとても時間が取れない、ということであれば、休職を申請することもひとつの方法です。

 

退職願をいつ出すか?

 

よく、就業規則なんかに「退職は退職希望日の1ヶ月前までに」とかありますね。これに関しては、法的根拠はないんです。期間の定めのない契約(正社員、アルバイトなど)労働者には退職の自由があります。

「今日限りで辞めます!!」なんてのもOKなんです。法律上。

ぶっちゃけ、退職届も絶対に必要なものでもないんです。口頭でもOKです。

でも、会社によっては定型の書類に記載が必要だったり、「こういったものを出してね」といった指示もあるかと思います。ひどいブラック企業でなければ、それくらいは従ってもいいでしょうね。

 

労働基準法では使用者側は1ヶ月前に解雇通告をする必要があることを規定されていますが、労働者側は辞めたくなったらいつでも辞められます。民法では退職の意思から2週間たてば、たとえ使用者が認めなくても労働契約は終了、となっています。

 

ただし、1年以内の期間を定められた雇用の場合は、契約終了まで働く義務があります。しかし、契約期間を定めた雇用契約でも繰り返し契約が継続されていたりして1年を超えている場合は、期間の定めのない雇用契約と同様とみなされます。

派遣労働者の場合でも、たとえば1年の契約期間が決められていたとして、双方の異論がなければ自動継続されるような形態の契約であれば、期間の定めのない契約とみなされます。

 

しかし、会社に所属する以上、怖い上司からの圧力があったりすると、退職の意思を言いづらい・・なんてことがままあります。

もしくは、退職したいといっても無視されたりとか。

 

そういったときに便利な「退職代行」というサービスができているようです!画期的!!

 

こういったサービスを使うというのも一つの方法です。

 

 

健康保険の傷病手当金と労災の給付金

 

例えばうつ病などで休業せざるを得ない場合、会社からお給料が出ないときは健康保険から「傷病手当金」が出ます。

 

病気やケガで会社を休んだとき | こんな時に健保 | 全国健康保険協会

ただし受給するには、被保険者期間(会社に所属して健康保険加入者であった期間)が1年以上あることが必要です。

そうすれば4日以上継続して休職した4日目から、1日当たり過去の給料の支給額平均日額の3分の2のがもらえます。

 

もしも、うつ病の原因が会社の仕事のしすぎのためなどと判断される場合は、労災認定となります。労災になると、過去に支給された給料の平均日額の8割まで出ます。

労働災害が発生したとき |厚生労働省

病院に通った費用などは100%労災から出ます。

 

退職した後の公的保険関連の知識

 

①雇用保険(失業手当)

 

会社を辞めた場合は、雇用保険の「失業手当」を申請することもできます。

過去半年間のお給料の平均額の50~80%が一定期間受給できます。雇用保険被保険者期間が過去1年以上10年未満であれば90日。

例えば、会社員20年やっていても、15年目で一度退職して失業保険を受給するとそこで期間はリセットとなります。

 

ただし、受給するにはいくつか条件があり、過去2年間で通算して12か月以上の被保険者期間があること、就職の意思があること、就職が可能であることが条件です。

 

たとえば、退職して独立して事業主になる場合は、失業保険は適用外です。

また、結婚して専業主婦になるつもりなのに雇用保険を受給する場合は不正受給にあたります。

 

そして、退職理由によっても失業保険をもらえる期間に差があります。

 

ハローワークへ行って、求職の手続きをしてから7日間は待期期間がありますが、自己都合退職の場合はさらに2ヵ月の給付制限期間があります。それからの手続きになりますので、約3ヵ月は給付がない状態です。

会社都合(契約期間満了、解雇など)の場合は待期期間がすぎたらすぐ手続き可能であり、1か月後にもらえます。

 

これらを考えていくと、失業保険をあてにするのは少し心細いかもしれません。

自己都合退職の場合は、給付されるまでに3ヵ月はかかるし、もらえる期間も3ヵ月から6ヵ月まで。

やはり次の生活資金を何かしら準備しておくほうがいいと思います。

 

②健康保険

 

通常は国民健康保険と、任意継続保険とを選択します。

 

会社に所属しているときは、健康保険は会社が加入しているものに入っているはずです。法人の多くは政府管掌の健康保険のはず。退職した後2年間は任意継続が可能です。

会社を辞めたとき、もし傷病手当金もらっていて、継続受給したい場合は任意継続を申請したほうがいいと思います。

退職後の健康保険について | よくあるご質問 | 全国健康保険協会

 

国民健康保険の場合のメリットは、減免制度があるということです。何らかの事情で支払いが難しい場合は申請すると保険料が減額されたり免除されます。

 

任意継続する場合は退職時の給料(標準報酬月額)をもとに計算され、その後変動はありませんが、国民健康保険の場合は、前年度の収入が基準となります。

どちらがお得かは正直、ケースバイケースです。

ちなみに私が正社員を辞めたときは、あんまり額に変わりはありませんでした。

 

あと、任意継続をしたいときは資格喪失日(退職日)から20日以内に申請が必要であり、自分で手続きしなくてはならないので早急に住所最寄りの年金事務所に駆け込んでください。

 

国民健康保険の場合は、市役所などにいって手続きします。これも退職後早めにやっておいたほうがいいでしょう。

 

③国民年金

 

2022年現在は国民年金保険料は月額16610円となっていますね。

会社に所属しているときは、給料支給総額(標準報酬月額)のおよそ18.3%が厚生年金保険料として引かれていましたが、これを会社と折半しています。この中に国民年金保険料も含まれていました。厚生年金保険料を支払うと同時に国民年金も払っていたということです。

会社から外れると、国民年金保険料16610円は自分で払わなくてはなりません。

 

しかし、自己都合で勢いで退職してしまい、仕事がまだない、、などというピンチのときに毎月16610円を払うのは正直しんどいですね。

これは、すぐに最寄りの年金事務所にいってください。免除や減免に該当する可能性があります。

 

④住民税

 

自動的に請求がきます。これも前年度の収入から算定されてやってきますので、退職後1年は非常に厳しいです。

働いているときは給料天引きになっていたので気づきませんが、改めて請求されるとかなりの高額がどーんとやってきます。もらっていた給料の額によりますが・・・

 

どうしても困ったときは市役所へ

 

どうしても働けない、とか

仕事が見つからない、とか

家賃が払えない

なんてことになった場合は、迷わず市役所に相談にいきましょう。

 

corona-support.mhlw.go.jp

 

生活に困らないための支援を教えてくれます。

一人で悩んでいないで、行政に助けを求めましょう。

 

この記事の目的は、気持ちを楽にしてもらいたいってこと

 

今の嫌な仕事にしがみつくしかない、と思い込みすぎると、狭い檻に自分を閉じ込めてしまうようなもの。

でも、他の選択肢もあるんだと思うと、気持ちが楽になると思います。

 

暗い気持ちで毎日我慢し続けるよりも、少しでも明るい気持ちで「もうすぐこの辛い時期も終わる」と思って過ごすほうが、いい流れを引き寄せます。

もしかすると「いやだ」と思っていた原因の方が去っていくかもしれませんし、行動を起こす前に環境が変わるかもしれないです。これ本当です。

 

あと、行動を促すきっかけのために嫌な状況が起こっているという可能性も高いです。

居づらくなるということは、その環境がもうあなた自身に合っていなくて、他のことをする時期がきたよというお知らせなのかもしれません。

別に逃げたから人生終わりってわけじゃない。

それをキャッチするためにも、気持ちを上向きにし、思い込みを外して新たな可能性に目を向けてみてください。