人間関係の悩みが消える!幸せになれるヨガ哲学。
生きていると色々な壁にぶつかって、そのたびに「どうしよう」「困った」と悩むことがありますよね。
これはどんな人も避けられないこと。
なぜなら、自分を成長させるためにはどうしても困難なことを乗り越える必要があるから、というのがヨガ哲学、いわゆるヨガの教えです。
「そうは言われても、悩みばっかりで辛いよ」
ハイ、その通り!
悩んだり困ったりするのは辛いし疲れます。ほんとに。
でもそんな悩みを考えてるのはあなたの脳。
脳が自然とやってしまう考え方やものの捉え方を意図的に変えれば、意外と悩みは消えてなくなるかもしれません!
この記事を読めば、マインドフルネスのテクニックを掴むことができて
悩みすぎない自分になれること間違いなしです。
目の前に現れる事柄は自分の内的世界の現れである
「他人は自分の合わせ鏡」という言葉を聞いたことはありませんか?
例えば、職場にあなたをいじめる同僚がいたとします。
「自分にひどいことをする同僚はひどいやつだ」と考えてしまうと、その同僚の存在がある限りあなたはずっと不幸になってしまいます。
でもそこで考え方を転換して
「自分に相手を刺激する何かがあるから、いじめられるのかもしれない」と考えてみたらどうでしょう。
もしかすると、自分がいつも自然に行っていたことが相手を刺激していたことに気付くかもしれません。そうするとその行動を見直し、相手に対して済まない気持ちになってきます。
そうなると、おそらく相手の態度は変わってきます。
そしてあなたは他の人にも同様に気を遣うようになり、職場での好感度は上がります。
このように、自分の行動や考え方を変えれば、他人を変えようとせずとも幸せになれます。簡単なように聞こえるかもしれませんが、自分自身が他人に及ぼす影響に、人はとても疎いものです。
常に観察者でいること
ヨガ哲学では「常に観察者であれ」と説いています。
どういうこと?と思われるかもしれませんね。
要するに、自分に起きている事象に飲み込まれずに、冷静な第三者の目で観察するということです。
例えば、食べ過ぎて体重が増えたことにショックを受けたとします。
でも、そのときに「ああ、自分は体重が増えてショック受けたんだな」とどこか冷めたような目で考えてみてください。
ショックを受けた衝撃が少し薄れます。
この「少し薄れる」というのが大切なんです。一歩引いたような感覚で自分の感情をとらえると、感情に振り回され過ぎることがなくなります。
あらゆる悩みやストレスは「過去に起きた衝撃的な出来事」に感情が動かされ、何度もそれを反復して考えることで感情が蓄積され、増大していくものです。
第三者的な目線で観察することで、不快な事象のことを考え続けるのをやめてみましょう。
そうすると、悩みまで発展する前に「ま、いいか」と受け入れることが可能になります。受け入れると「では、どうするか?」とダイエットに向けて意欲が出てきます!
生きていると色々なことがあり、それによってあらゆる感情が出てきます。
感情を味わうということはとても大切なことで、わたしたちにとって必要不可欠ですが
それに振り回されてしまうと、道を誤ることにもなりかねません。
本来の自分を取り戻す
「青い鳥」という童話があります。チルチルとミチルという兄妹が、幸せの青い鳥を探して色々な場所へ行きますが、結局青い鳥は自分の家にいた、というものです。
パウロ・コエーリョの「アルケミスト」という小説には「何かを強く望めば、宇宙のすべてがそれを叶えるために動いてくれる。それを邪魔するものがあるとすれば、自分自身の失敗への恐れしかない」ということが書いてあります。
いうなれば、幸せを作り出す力はその人が本来自分の中に持っているものであるということ。でも、その力に気付くには本来の自分で生きるということが大事です。
本来の自分で生きるということは、自分の人生の舵取りを他人にゆだねず、自分の魂の望む方向で生きていくということです。
私たちは子供のころから「集団に合わせて行動する」ということを教え込まれます。他人の顔色をうかがい、それができないとKYと呼ばれました。
そのため、「人と同じであることが幸せ」「人から評価されることで自分の存在意義がある」などと、本来の自分とはかけ離れた考えが、自分の生きる道と勘違いしている傾向があります。自分は思考停止になり、他者や環境に依存してしまう生き方です。
他力本願の生き方は、自分の行動の範疇外のことに自分を委ねるということ。そのため、不安や恐れなどのネガティブな感情に陥りやすくなります。
「結婚できたら幸せ」では、結婚生活が破綻したら不幸になりますか?結婚生活が破綻しないように怯えながら暮らすことが幸せでしょうか?
「いい会社で働くことができたら幸せ」会社が倒産したら不幸なのですか?どんな嫌なめにあっても会社にしがみつきますか?
そういった一般論的な価値観に自分を当てはめようと必死になって頑張っても、それが本来の自分の意思と違っているとどんどんうまくいかなくなります。不安や恐れは増幅して苦しみを生みます。
そしていつしか「そうじゃない、方向性が違う」という感じでストップかけられます。
逆に、自分の向かう方向が本来の自分の目的と合っていると、とんとん拍子に物事がうまくいったりします。
「自分はこの世に生まれてくるべくして、生まれてきている。既に存在価値がある。」ということを認め、その上で他者や環境と共存の道を見つけていくというのがヨガの教えです。
ではどうやって本来の自分を取り戻すのか?
簡単なようで難しいのですが、「内観」するしかありません。自分で考え、発見するという能力を育てるのです。
ヨガ哲学では「瞑想」をすることを勧めています。
瞑想を日常にする
ひとことに瞑想をするといっても、ただ座って何も考えないようにしようとしても
これはなかなか難しいことです。
最初は雑念しかわいてきません。。。
心身が整わないと瞑想はうまくいかないものです。
そのため、アーサナ(ヨガのポーズ)を継続して行い、心身を整えます。
ヨガのポーズを行う時、体勢を作ったり、呼吸に意識を向けたり、注意すべきことがたくさんあるため、一心不乱にやっていると自然と雑念が払われてきます。
ヨガのポーズを行うことも一種の瞑想です。
慣れてくると、しっかりヨガで身体を動かして最後に瞑想したとき、ふっと無になれる瞬間がやってきます。
内観するには、まずは頭の雑念や感情の揺れを静かにする必要があります。
そのために、瞑想をして静かな時間を自分に与えてあげましょう。
瞑想の中で、自分自身を徐々に取り戻していくことができるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ちょっと難しかったかもしれませんが、要は悩み事って「自分発信」なんですよ。
だから、てっとり早く自分の頭の中を整理して、考え方の転換ができれば、意外と早く解決していくかもしれないっていうことですね。
私もヨガを知る前は、まさに本来の自分を見失っておりましたが
それに全く気付いておりませんでした。
ヨガ哲学を知ってからは、ずいぶん生きやすくなり、楽になっています。本来の自分を少しずつですが見つけていっております。
ヨガ哲学は、人生というRPGのゲームを読み解くヒントになると思います!